今年の稲刈りは天候不順に振り回され、米農家さんは
みな大苦労をされました。稲刈りの機械は、雨でぬかった
田んぼでは沈んでしまい走行不能になるためです。
そんな中ポッカリ三日間の晴れ間が。『それッ!』と
ばかりにあちこちで一斉にコンバイン(稲刈り機械)の音。
いやはや。様々進化しても、農業とはいつの時代も
こんなにもお天気と隣り合わせなのです。
畑で雑草と格闘しながら野菜や豆や栗の収穫と処理。
もっと不便だったであろう昔の人たちはなんと忙しく暮らして
いたんだろう。〚効率〛では括れない里山暮らし、
でも不格好でもたくさんの実りや採れたての確かな滋味に
ふれてまたしみじみと豊かさを感じます。
澄み切った青空とススキの穂を揺らす秋風がそっと頬を
なでてくれる秋。平和だと思いこんでいた世界は遠い昔、
国内外で様々の不安を抱える時代となりました。
だから都市部でも心のふれあいを軸にした、いろいろの
新しい試みが始まっています。せめて季節の移り変わりに、
支えてくれる方達のあたたかさに。
心震わせられるきれいなキモチでいたい。
効率で括れない暮らしと都会の暮らしを共に楽しみ、過ごせるような
新しい時間のカタチを作っていきたいとますます強く感じています。
栗の皮剥きがまだ追い付いていないのに、イチジクが実ってきました(笑)
採って煮なきゃ(笑)
自然の恵みの収穫と処理に追われる秋。いまはまさに秋の真ん中です。
さあもう今日は栗の皮剥き終了、外に出てふと見上げたら
満点の星空がまた心を洗ってくれました。