『月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり』で始まる【奥の細道】は、1689年(元禄2年)に、俳人・松尾芭蕉が曾良とともにはじめた長い長い旅の紀行文。
約165日間、距離にして600里(約2400km)にも及ぶその道中には「しずかさや岩に沁み入る蝉の声」「五月雨の降り残してや光堂」など名句がたくさん生まれ、今に語り継がれています。
インターネットやSNSが発達した現代とは真逆、実際に足を運ばないと見たり聞いたり出来なかった時代だからこそ、その感動が随所に生き生きと描かれています。
鳴子・尿前の関付近を歩いたのは1690年5月。怪しまれて関所で留め置かれたり、雨に降られたりで苦労したと記録されています。その関所跡の脇にある大家を会場に、この長い紀行文を学ぶ会を始めます!出発地の深川~大垣まで各所について、ボランティアガイド馬場さんや様々のナビゲーターの方と往時に思いを馳せながら楽しくあれこれ語りましょう!美味しいお茶と季節のお菓子付きです。
【日時】206年4月10日(日) 10:00~11:30頃
【会場】鳴子温泉尿前の関 古民家「大家」
【ナビゲーター】鳴子ボランティアガイド 馬場 祥悦さん
【参加費】お一人¥1500円(お茶とお菓子付)
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