今年も年末のしめ縄作りに向け、稲の青刈り、乾燥作業が
始まりました。青刈りとは稲穂が金色になり、稲刈り出来る状況の前、
実が青いうちに刈り取ることです。
そのままおいていたら食べられるものを早く刈ることは
お米農家さんにとっては非常に辛いこと。無理をお願いしての作業です。
水分たっぷりの稲はまず好天時に乾かし、その後保存。
青いまま、また、カビが生えぬよう保存することが出来るかどうかは
その年の天候、気温によるもの。綯い始める11月下旬までとても
緊張する期間となります。どうかキレイに保存できますように。
雨続きで低温だった今年の夏。「今年はもしかしたら米が取れないかも・・・」
と非常に不安な時期がありました。でも鳴子各エリアの田んぼは、
なんとか実が入って色づき始めたようです。
良かった。
米が実際どんな状況なのかはまだこれからですが、とにかく今年も
実りの秋が迎えられそうです。