春の足音

三寒四温。

立春を過ぎてまだまだ寒いが、時々日中の気温が10度位に上がる日も

出て来た。一般的には『は~や~くあたたかくなぁれ♪』というところ

だろうが、大の冬好きの私的には複雑な時期です(笑)

雪が音を吸い込む静かな冬の夜、ストーヴにかけたヤカンの湯気

がある景色は格別です。

作業もまだ途中。1月に仕込んだ凍み大根がボツボツ完成し始めて

いますが、最後に仕込んだ凍み大根の水分がまだ抜けていない。

出来上がってきた凍み大根、3月里山カフェのメニューで登場予定です。

出来上がってきた凍み大根、3月里山カフェのメニューで登場予定です。

気温が上がると途端にカビが生えてしまうのです。

まだまだ作りたい気持ちをグッと抑え、まだ白い『大根の顔』を

しているコ達を見守る日々(笑)どうか水分が抜けるまで温度が

上がりすぎませんように。ちなみに干して間もない状態は下記の感じ。

写真の様子からはおよそ冬真っ盛りという雰囲気ですが(笑)

朝、明るくなるのがぐんと早くなり、風の雰囲気もやわらかくなって。

確実に春のムードを感じるこのごろです。

そんな中、3/4,5「温泉マルシェ」の打ち合わせを兼ね、

ナビゲーターの長谷川ちえさんに会いに福島 三春町へ移転した

in-kyoさんへ行ってきました。

備品や内装は東京・蔵前と同じなのに床材があたたかな木材になられたせいか

とてもやわらかな雰囲気。かわらぬ笑顔で淹れてくださった熱いCoffeeを

すすれば途端にほっこり(笑) 

不思議だなぁ。ちえさんのCoffeeのマジックだなぁ(笑)

快晴に恵まれ、明るい店内でひとときのんびり。

目の前の通りをバスが停まって、また走りだして。

買い物かごを持った人々が行きかう景色。

あー、こんな時間どれくらいぶりだろう。

様々の作業で、普段なかなか鳴子を離れられないけれど思い切って

出かけて良かった、初めて訪れた三春町、優しいちえさんと共になんだか

とても馴染んで見えました。

3/4,5の「読んで、書いて、聞く湯治」は

そんなちえさんと朗読家、岡安圭子さんをナビゲーターに迎える新企画。

参加者の皆様にそれぞれお好きな本を持参いただいて紹介し合ったり、

岡安さんセレクトの季節に合った本の朗読を聞いたり。

感じたことをしたためる手習いをしたり。

「文字」を真ん中にしてリラックスしてみようというWSです。

したためていただいた文字は小さな「本」に仕上げる予定。

当日の雰囲気の中で、さてどんな言葉があふれて、感じられてくるでしょう?